2007年 06月 05日
手首の腱鞘炎 |
生後一年になるお子さんのいるお母さんで、授乳中です。
昨年秋口から痛み出し一進一退を繰り返す中又最近痛みが
ひどくなってきたそうです。
お子さんが小さいうちに腱鞘炎になられる方は
意外と多いのですが慣れない子育てで無理な身体使いを
することが原因と言われがちです。
確かにそれも原因の一つでしょうが、授乳中の
お母さんのからだは明らかに他の時とはバランスが違うことも
大きな要因ではないかと思われるんですよね、
血液由来のお乳を出し続けるということは
からだの前がわ(胸)は緩んだ状態です。
そのバランスをとるため背中がわ(肩甲骨周囲)は
堅くなりやすいようです。
肩甲骨周囲を調整したところ具合の悪い手首に
血液が流れるような温かい感じがしたのは
その為のようですね。
ですから具合のわるい手首の調整をする前に全体のバランス
を整えておくことがまず大切なのです。
一人でやる基本的な操体法の操法をやるときも
ご自分の身体使いの癖を観察してからやると
効果のでやすい動きが見つけやすいですよ。
つまり癖の方向で動くか、癖から戻る方向で動くか
という動く方向の目安が出来るからです。
この方の場合はとにかく力が入っているところを
引き延ばしてあげる方向が
気持ちよくバランスが戻っていく方向でしたね。
あと手のほうは親指の付け根の骨(中手骨)が
手掌側に落ち込んで血管や神経の通り道を狭くしているのが
痛い原因ですからその落ち込みを元に戻してやれば
ラクになるわけです。
ただ生活するうえで手を使わないわけにはいかないので
テーピングで固定することもやられたほうがいいでしょう。
私のおすすめのテープは粘着剤が皮膚につかずかぶれにくいものです。
http://www.pip-taping.com/kt/index.html
テーピング固定で養生しながらご自分で操体法をさ
れることで良くなっていく 道筋が出来ていきますよ。
あとは自分だけではわかりにくいところも
ありますから調整の軌道修正も兼ねて一ヶ月に一回ほど
治療室に来られるとより早く手首の痛みが和らぐでしょう。
昨年秋口から痛み出し一進一退を繰り返す中又最近痛みが
ひどくなってきたそうです。
お子さんが小さいうちに腱鞘炎になられる方は
意外と多いのですが慣れない子育てで無理な身体使いを
することが原因と言われがちです。
確かにそれも原因の一つでしょうが、授乳中の
お母さんのからだは明らかに他の時とはバランスが違うことも
大きな要因ではないかと思われるんですよね、
血液由来のお乳を出し続けるということは
からだの前がわ(胸)は緩んだ状態です。
そのバランスをとるため背中がわ(肩甲骨周囲)は
堅くなりやすいようです。
肩甲骨周囲を調整したところ具合の悪い手首に
血液が流れるような温かい感じがしたのは
その為のようですね。
ですから具合のわるい手首の調整をする前に全体のバランス
を整えておくことがまず大切なのです。
一人でやる基本的な操体法の操法をやるときも
ご自分の身体使いの癖を観察してからやると
効果のでやすい動きが見つけやすいですよ。
つまり癖の方向で動くか、癖から戻る方向で動くか
という動く方向の目安が出来るからです。
この方の場合はとにかく力が入っているところを
引き延ばしてあげる方向が
気持ちよくバランスが戻っていく方向でしたね。
あと手のほうは親指の付け根の骨(中手骨)が
手掌側に落ち込んで血管や神経の通り道を狭くしているのが
痛い原因ですからその落ち込みを元に戻してやれば
ラクになるわけです。
ただ生活するうえで手を使わないわけにはいかないので
テーピングで固定することもやられたほうがいいでしょう。
私のおすすめのテープは粘着剤が皮膚につかずかぶれにくいものです。
http://www.pip-taping.com/kt/index.html
テーピング固定で養生しながらご自分で操体法をさ
れることで良くなっていく 道筋が出来ていきますよ。
あとは自分だけではわかりにくいところも
ありますから調整の軌道修正も兼ねて一ヶ月に一回ほど
治療室に来られるとより早く手首の痛みが和らぐでしょう。
by kei-sotai
| 2007-06-05 02:32
| 腱鞘炎